「下呂温泉って車なしでも楽しめる?」
「車なしでも楽しめる一泊二日のモデルコースが知りたい!」
この記事を読んでいる方は上記のような悩みをお持ちでないでしょうか?
本記事では、実際に車なしで下呂温泉一泊二日の旅を満喫してきた筆者が、その経験からモデルコースをご紹介しています。
結論として、下呂温泉は徒歩圏内に見どころやグルメスポットが充実しているため、車なしでも十分楽しめます。
特に本記事でもオススメの食べ歩きスポットを多くご紹介しています。
公共交通機関でのアクセスもJR特急ひだ号で新大阪からは約3時間半、名古屋からは約2時間20分でアクセスは良好です。
これから車なしで下呂温泉旅行を予定している方は、是非本記事を参考にして見てください。
1. 下呂温泉とは?どんな温泉街なの?

下呂温泉は、岐阜県下呂市に位置する日本有数の温泉地で、草津温泉(群馬県)、有馬温泉(兵庫県)と並び「日本三名泉」と称されています。
公共交通機関のアクセスも良好で、最寄駅から温泉街までは徒歩5分程度。
温泉街には足湯や食べ歩きスポットも豊富で、徒歩でも楽しめるのが魅力です。
近くには下呂温泉合掌村もあり、こちらにもレトロな古民家カフェがあったりとおすすめスポットの一つです。
2. 車なしで行く!下呂温泉1泊2日の観光モデルコース
それではここから実際に筆者が体験した下呂温泉の一泊二日のモデルコースをご紹介します。
もちろん本記事では紹介しきれていないオススメのスポットもたくさんあるため、是非ご自身でカスタマイズしながら旅程を組んでみてください。
下呂温泉1泊2日のモデルコース
<1日目>
11:30 下呂駅到着
12:00 「甚呂」で岐阜のソウルフードけいちゃん鍋を堪能
14:00 温泉街で食べ歩き
①ゆあみ屋
②下呂プリン
③GEROGEROバタースタンド
④湯島庵
17:00 下呂温泉 小川屋にチェックイン
<2日目>
10:00 チェックアウト
11:00 下呂温泉合掌村を観光
<1日目>11:30 下呂駅到着
旅のスタートは「下呂駅」から。
公共交通機関でのアクセスはJR特急ひだ号で新大阪からは約3時間半、名古屋からは約2時間20分。
駅に着いたら案内を元に、徒歩5分ほどの温泉街へ向かいましょう。
<1日目>12:00 「甚呂」で岐阜のソウルフードけいちゃん鍋を堪能

到着したら先ず駅から徒歩10分、岐阜の郷土料理を楽しめる「甚呂」でランチ。
こちらを訪れたら先ず食べて頂きたいのが岐阜のソウルフード「けいちゃん鍋」
下呂のB級グルメ1位でもある「けいちゃん鍋」は、鶏肉と野菜を特製の味噌ダレで炒めた岐阜の郷土料理。

お食事メニューとしては鶏ちゃんと飛騨牛のカレーがメインとなっております。
価格も非常にリーズナブルで、「鶏ちゃん定食」ライス、味噌汁、漬物付きで1,100円。
今回は「鶏ちゃん定食」を2人前注文しました。

↑運ばれてきた状態(2人前)

↑鶏ちゃん定食(ライス、お味噌汁、漬物付き)
注文すると鍋に具材が盛られた状態で運ばれてきて、気前のいい女将さんが優しく作り方を説明しながら焼いてくれます。
食べごろのタイミングも女将さんが教えてくれるので安心です。
ボリュームも申し分なく、特製のタレを絡めていただくお肉とお野菜はニンニクも効いていて、ご飯がとても進む味わいです。
人気店のため昼頃は筆者も入店まで15分ほど待ちまし方、抜群のコスパで岐阜のソウルフードを楽しめるため是非訪れてみてください。
<1日目>14:00 温泉街で食べ歩き
お昼ご飯を食べた後は、いざ温泉街の散策へ。
ここでは下呂温泉街のおすすめ食べ歩きスポットを5つご紹介します。
下呂温泉食べ歩きスポット4選
①ゆあみ屋
②下呂プリン
③GEROGEROバタースタンド
④湯島庵
①「 ゆあみ屋」足湯に浸かりながらスイーツを堪能

下呂温泉街の中心に位置する「ゆあみ屋」は、足湯に浸かりながらスイーツを楽しめるカフェです。
人気の「温玉ソフト」は、温泉卵とソフトクリームの絶妙な組み合わせが特徴。
また、岐阜県産の牛乳と卵を使用した「ほんわかプリン」は、温泉で温めて提供されるため、なめらかな口当たりと優しい甘さが大人気です。
店名 | ゆあみ屋 |
住所 | 岐阜県下呂市湯之島801-2 |
アクセス | JR下呂駅から徒歩約6分 |
営業時間 | 9:00~21:00(4月~11月)、9:00~18:30(12月~3月) |
定休日 | 水曜日 |
主なメニュー | 温玉ソフト、ほんわかプリン |
支払い方法 | クレジットカード可、電子マネー可、QRコード決済可 |
公式サイト | https://yuamiya.co.jp/index.html |
② 「下呂プリン」|昭和レトロさも感じるプリン専門店

「下呂プリン」は、下呂温泉に初めてオープンしたプリン専門店です。
手作りのプリンを通して「思ひ出の味」を提供しており、地元の素材を活かしたなめらかなプリンが大人気です。

店内もスペースは限られていますがイートインも可能で、昔ながらのレトロな椅子や内観が魅力的。
食べ歩きの他にお土産にもオススメなので、是非立ち寄ってみて下さい。
店名 | 下呂プリン |
住所 | 岐阜県下呂市湯之島545-1 |
アクセス | JR下呂駅から徒歩約10分 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 火曜日 |
主なメニュー | 手作りプリン各種 |
支払い方法 | 現金、クレジットカード可 |
公式サイト | https://www.gero-purin.com/ |
③「GEROGEROバタースタンド」|自家製バターを使用した焼きおにぎりがオススメ

「GEROGEROバタースタンド」は、自家製バターを使用したお菓子やメニューを楽しめる人気店。
店の前には牛も浸かっている「バターミルクの足湯」もあって、浸かって小休憩するのもオススメです。
メニューは焼きおにぎりやレーズンサンドなど、バターの風味豊かな商品が揃っており、食べ歩きにぴったりのスポットです。

筆者も焼きおにぎりを注文。
豪華にのったバターと焼きおにぎりの相性が抜群で、お腹いっぱいでもついつい食べてしまう一品でした。
店内にはインスタ映えもするイートインスペースもあり、皆さんそこで写真を撮っていたので訪れた際はイートインもオススメです。
店名 | GEROGEROバタースタンド |
住所 | 岐阜県下呂市湯之島571-2 |
アクセス | JR下呂駅から徒歩約8分 |
営業時間 | 9:30~17:00(営業時間は変更の可能性あり) |
定休日 | 不定休 |
主なメニュー | 焼きおにぎりバター、レーズンサンド |
支払い方法 | 現金、QRコード決済可 |
公式サイト | https://yuamiya.co.jp/store.html |
④「湯島庵」老舗生肉直営店の絶品肉寿司を堪能

「湯島庵」は、老舗精肉店直営のテイクアウト専門店で、A5等級の飛騨牛と下呂産の豚肉を使用した肉寿司が人気です。
特に「あぶり肉寿司珠玉の三種盛り」は、飛騨牛の旨味を堪能できる逸品。
下呂麦酒(生)も提供しており、食べ歩きグルメとしておすすめのスポットです。
店名 | 湯島庵 |
住所 | 岐阜県下呂市湯之島845 |
アクセス | JR下呂駅から徒歩約8分 |
営業時間 | 10:00~17:00(L.O.16:45) |
定休日 | 水曜日 |
主なメニュー | あぶり肉寿司珠玉の三種盛り、下呂麦酒(生) |
支払い方法 | 現金、PayPay可 |
公式サイト | https://www.gerogle.jp/gourmet/detail_13.html |
<1日目>17:00 下呂温泉小川屋にチェックイン
「下呂温泉 小川屋」は、創業70年以上の歴史を誇る飛騨川沿いに佇む老舗旅館。
下呂駅から徒歩8分、温泉街の中心に位置しているので今回利用したお部屋からの眺望も最高でした。
名物は、東海随一・約100帖の畳風呂畳「白鷺の湯」で、他にも5つの大浴場や9つの貸切風呂があり心ゆくまで温泉を堪能できます。

出典 じゃらん(別館YURAGI)

↑筆者撮影(バルコニー)

↑バルコニーからの景色
今回筆者が利用したお部屋は2016年にOPENした別館ゆらぎ「川側 洋室ツイン」
和モダンな雰囲気と、バルコニーから見える美しい飛騨川や山々が魅力的なお部屋でした。

夕食には飛騨牛をはじめ、地元食材を使った会席料理を堪能できます。
メインの飛騨牛はA4ランクという特に美味しい部位。
他にも海鮮から季節のお野菜を使った旬の味わいが楽しめる会席料理で大満足でした。
施設名 | 下呂温泉 小川屋 |
住所 | 岐阜県下呂市湯之島570 |
アクセス | JR下呂駅から徒歩約8分 |
チェックイン | 15:00〜 |
チェックアウト | 10:00 |
客室タイプ | 和室、和洋室、露天風呂付き客室など |
温泉施設 | 大浴場「白鷺の湯」、貸切風呂、足湯、エステサロン |
特徴 | 東海最大級の畳風呂、飛騨牛会席、川沿いの絶景ロケーション |
食事プラン | 会席料理(部屋食・食事処選択可)、飛騨牛コースなど |
支払い方法 | 現金、クレジットカード、QRコード決済対応(PayPay等) |
駐車場 | 無料駐車場あり(予約不要) |
公式サイト | https://www.gero-ogawaya.net |
<2日目>10:00 チェックアウト
ホテル内にはラインナップが充実したお土産屋さんもあるため、こちらでお土産の購入もオススメです。
また、購入したお土産や荷物をホテルに預けておくことで身軽に観光できるでしょう。
<2日目>11:00 下呂温泉合掌村を観光

下呂温泉合掌村は、白川郷などから移築された10棟の合掌造りの家屋を中心に、江戸時代の山里の暮らしを再現した野外博物館です。
国指定重要有形民俗文化財「旧大戸家住宅」や、飛騨の民芸品を体験できる「飛騨工房」など、歴史と文化を肌で感じられるスポットが点在しています。
桜や紅葉が美しい「歳時記の森」や、全長175mのローラースライダー「森の滑り台」など、自然と触れ合えるエリアも魅力の一つ。

また、是非訪れてみてほしいのが合掌村の少し丘の方にある古民家カフェ「萬古庵」
店内は囲炉裏や竈門もあって当時の雰囲気を感じられる居心地の良い空間です。
メロンクリームソーダとお団子を注文。
雰囲気も相まって時間を忘れてゆったり過ごせました。
合掌村を訪れた際には是非立ち寄ってみてください。
住所 | 岐阜県下呂市森2369 |
アクセス | JR下呂駅から徒歩約20分、または濃飛バス合掌村線で約6分 |
営業時間 | 8:30~17:00(最終入場16:30) |
定休日 | 年中無休(一部施設臨時休業あり) |
入場料 | 大人(高校生以上)800円、小人(小・中学生)400円 |
体験メニュー | 陶芸体験、和紙の絵漉き、さるぼぼ作り、着物体験(10月~5月限定) |
公式サイト | https://www.gero-gassho.jp/ |
3.下呂温泉旅行の際によくあるQ&A5選
Q1. 車がなくても下呂温泉へ行けますか?
はい、公共交通機関を利用してアクセス可能です。
名古屋駅からJR特急「ひだ」で約90分、関西方面からは新幹線と特急を乗り継いで約3時間で到着します。
下呂駅から温泉街までは徒歩約10分と、車がなくても十分に楽しめる立地です。
Q2. 下呂温泉の泉質や効能は?
下呂温泉は、pH9.2のアルカリ性単純温泉で、無色透明・無味無臭のやわらかい湯が特徴です。
肌の角質をやさしく落とし、保湿効果が高いため「美人の湯」として親しまれています。
神経痛や筋肉痛、疲労回復などにも効果があるとされています。
Q3. 食べ歩きにおすすめのグルメはありますか?
はい、下呂温泉街には食べ歩きにぴったりのグルメが豊富です。
例えば、「ゆあみ屋」の温玉ソフト、「下呂プリン」のなめらかプリン、「湯島庵」の飛騨牛握り寿司などがあります。
地元の味を楽しみながら、温泉街の散策をお楽しみください。
Q4. 下呂温泉は何泊がおすすめですか?
初めての方には、1泊2日がおすすめです。
主要な観光スポットや温泉街の食べ歩き、日帰り入浴などをバランスよく楽しめる滞在時間だからです。
ゆっくりと温泉を満喫したい方や、合掌村や周辺の自然をじっくり楽しみたい方には、2泊以上の滞在も人気。
スケジュールや予算に応じて選ぶのがポイントです。
Q5. 日帰り入浴はできますか?
はい、下呂温泉には日帰り入浴を受け付けている旅館や施設が多数あります。
代表的なのは「白鷺の湯」や「クアガーデン露天風呂」、一部の旅館でも時間限定で利用可能です。
料金は500円〜1,500円程度が目安で、タオル付きのプランもあるため手ぶらでも気軽に利用できます。
事前に営業日・時間を公式サイトで確認してから訪れると安心です。
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